家族葬のみつわ

お葬式に参列する方が知っておくべき

お葬式の知識

喪に服すとは?期間中やってはいけないこと・やっていいことなど総まとめ

お急ぎの方へ

急なご危篤・ご逝去により、お急ぎの場合は、家族葬のみつわへ電話でのご相談がおすすめです。0120-166-036へお電話ください。

初めての葬儀で安心

葬儀の費用が最大12万円割引

「喪に服す」とはよく聞く言葉ではありますが、意味があいまいなまま使っているということはないでしょうか?率直なところ、使われ方を見ていると意味を誤解しているのでは?と感じることもあります。

この記事では、「喪に服す」の意味や期間、その間にしてはいけないこと・してもいいこと・するべきことなどについて具体的にまとめます。確認のために、ぜひ参考にしてみてください。

「喪に服す」とは?意味と読み方

「喪に服す」は、身近な人の死のあと故人を悼んで一定期間自分の行動などを慎むことをいいます。読み方は「も(に)ふく(す)」です。「喪に服する」とする場合もあり、その場合は「ぶく(する)」と読むこともあります。また喪に服すことを「服喪(ふくも)」といいます。

「葬儀などの場でお悔やみの気持ちを示す」のような意味と思っている人もいるかもしれませんが、そのような意味ではありません。そのため、「喪に服すときの服装」などは使い方としてはややズレのある表現です。この表現では長い間服装に気を付けなくてはいけないという意味になってしまいます。

「喪(も)」単独で「(近親者が)死者のため一定期間慎む」というような意味があり、「知人や友人がお悔やみを示す」というニュアンスはありません。覚えておきましょう。

喪に服す期間

喪に服している期間を「喪中(もちゅう)」といいます。故人との間柄にもよりますが、1年が目安です。以前は法律があったのですが、今はありません。あくまで慣習による長さです。

ただし故人との関係により長さは異なります。関係による喪中の長さの違いは次の通りです。

  • 父母・義父母…12~13か月
  • 子ども…3~12か月
  • 祖父母…3~6か月
  • 兄弟・姉妹…1~6か月

ただしこちらも目安です。後に解説しますが、喪に服すということは仕事などの社会活動にとくに影響するものではありません。関係の深さや故人への思いで長さが変わっても問題ありません。

「喪中」と「忌中」

喪中と似た言葉に「忌中(きちゅう)」があります。忌中は、死を悼みつつ死の穢れをうつさないように外部との接触を避ける期間です。死を穢れとするのは日本の宗教・神道の考えです。日本では仏教にも取り入れられていますが、神道と仏教とで考え方が違う点もあります。

忌中は一般的には死後49日まで(厳密には、仏教では49日、神道では50日)です。それまでは喪中と忌中が重なることになります。忌中が終わることを「忌明け(きあけ)」と言います。忌明けのあとは、約1年間喪中だけに当たることになります。

期間中の仕事は?

喪中・忌中とも仕事をしても構いません。また事実上、故人を悼むためとはいえ長期にわたって仕事を休むことは難しいものです。価値観は時代や社会の情勢によって変化していきます。多忙な現代人にとっては、喪中・忌中に仕事をすることはまったく問題とはなりません。

もちろん、勤務先に慶弔休暇・忌引きの規定があれば、それを利用して仕事を休んで葬儀を行ったりすることは可能です。しかしそれにも期間の規定があり、長くても10日程度が一般的です。

喪に服す範囲・関係

「自分とどんな間柄・関係にあった人が亡くなったら喪に服すのか」という喪に服す範囲は、2親等までとされます。具体的には以下の通りです。

1親等…父母・義父母・子ども

2親等…自身と配偶者の兄弟姉妹・その配偶者・自身と配偶者の祖父母・孫

それ以上遠くても、親しくしていた場合などはもちろん喪に服しても構いません。価値観も変化しつつあり、ケースバイケースとも言えます。

喪に服す間にするべきこと

喪に服す間に、具体的に何をするべきかをまとめます。以下の5つが挙げられます。

  • 故人を偲ぶ
  • 香典返しの準備
  • 法要などの準備
  • 遺産の整理、各種手続きなど
  • 喪中はがき

1つずつ見ていきましょう。

➀故人を偲ぶ

故人を偲ぶことは喪に服す本来の目的です。喪失感はすぐに消えないかもしれませんが、悲しんでばかりいても故人は浮かばれません。悲しむだけでなく、故人の思い出を懐かしく思い出したりしながら静かに過ごします。

そのほか宗教にもよりますが、線香をあげるなどして日々の供養やお祈りも行いましょう。

②香典返しの準備

実務的なこととしては、喪に服している間に香典返しの準備をすることが挙げられます。

香典返しは四十九日の後に行うのが基本です。そのタイミングでお返しする場合は、いただいた香典の半額のものをお返しする「半返し」で準備します。ただし地域性などもあります。たとえば半額でなく1/3の金額で返す地域や、「生活改善方式」など香典が不要な取り決めをする地域などがあります。自身の場合はどうか確認しましょう。

誰からいくら香典をいただいたかを確認して、それぞれの半額程度のお返しを準備しておきます。ネット通販では相手に直接送付することもできるので、利用する場合は商品を選んでおきましょう。

なお最近は四十九日の後ではなく当日に返す人も増えています。当日返しの場合は2,000~3,000円のものを一律でお返しするのが一般的です。しかし香典の額が大きかった相手には、半返しになるよう差額程度の品物送るのがマナーです。やはり準備が必要です。

③法要などの準備

法要などの手配も喪中にしておきます。

仏教の場合は四十九日の法要・一周忌などがあります。神道の場合は五十日祭・一年祭などです。

会場や僧侶・神主の手配のほか、関係者への連絡を行います。直前の連絡とならないよう、早めに手配しておき余裕を持って連絡できるようにしましょう。法要の後に食事会を催す場合は、ある程度人数を確定させてお店の予約もしておきます。

④遺産の整理、各種手続きなど

遺産の整理や各種手続きも、喪に服している間に済ませていきましょう。

遺品の整理は基本的には忌中明けに行いますが、故人が賃貸住宅に住んでいた場合などは遅くなるほど家賃が余計にかかります。早めに始めても構いません。

そのほか、諸手続きには期限があるものも多くあります。たとえば故人が年金を受給していた場合の受給停止などは14日以内、雇用保険受給資格者証の返還などは1か月以内の手続きが必要です。電気・ガス・水道・電話などの解約も早めに行う必要があります。

⑤喪中はがき

喪中はがきは、11月から遅くとも12月半ばまでに届くように送ります。他界直後に送るものではありません。

喪に服している人が送ります。基本的には、先に述べたように故人の2親等までの人が該当します。相手は、自分(喪に服している人)が毎年年賀状のやり取りをしている人です。なお近年は、仕事上つながりがある人には通常通り年賀状を出す人も増えています。

なお故人が年賀状を出していた相手がわかるなら代表者名義で死亡通知を送ります。こちらは年末である必要はありません。ただし葬儀前に連絡をするのか事後の報告にするのかは関係の距離感によります。本人でないので判断が難しい場合もあるでしょう。

喪中はがきを出していない人から年賀状が届いた場合・故人宛に年賀状が届いた場合は、1月7日以降に寒中見舞いを出しましょう。

喪に服す間にやってはいけないこと

次に、喪に服す間にやってはいけないことをまとめます。以下の3つがあります。

  • 神社への初詣や参拝・年賀状
  • 結婚式
  • 旅行

祝い事や、死を穢れとみる神道にかかわる行事などは行うべきではありません。1つずつ見ていきましょう。

➀神社への初詣や参拝・年賀状

神道では死を穢れとしているため、神社への初詣は避けます。ただし忌明けしていればよいとする考えもあります。

そのほか正月に関わることについても注意が必要です。先に述べたように年賀状は送りません。代わりに喪中はがき・寒中見舞いなどを送ります。正月の飾りつけもしません。

おせちは、豪華な鯛・海老やおめでたい紅白の料理(かまぼこ・なますなど)は避けます。また重箱でなくふつうの皿に盛り付けましょう。重箱は「喜びや幸福が重なるように」という意味や願いが込められているからです。

お年玉は控えるべきですが「書籍代」「お小遣い」などの名目なら大丈夫です。

②結婚式

本来であれば、喪中の結婚式は行うのも出席するのも避けた方がよいでしょう。しかし近年は、喪中でも忌明けの後であれば行ったり出席したりすることもあります。

地域性や家庭の考え方などもあるので、ケースバイケースの部分ではあります。

③旅行

喪に服している間の旅行は基本的には避けます。

しかし旅行についても、忌明け以降は可とする考え方があります。予約していた場合のキャンセル料などの問題や気分転換に誘われた場合など、事情を考えて判断してもよいでしょう。

ただし行く場合も、静かでおだやかな旅行が好ましいと言えます。

喪に服す間もやってもいいこと

逆に、喪に服す間にやってもいいことをまとめます。ここでは年中行事にかかわる次の3点についてまとめます。

  • 暑中見舞い・寒中見舞いなど
  • お中元・お歳暮
  • お寺への初詣・参拝など

祝い事に当たらないこと、仏教に関する行事は問題ありません。1つずつ見ていきましょう。

➀暑中見舞い・寒中見舞いなど

夏の暑中見舞いや冬の寒中見舞いは送っても問題ありません。残暑見舞いも大丈夫です。同じく季節の郵便の年賀状はダメなのに暑中見舞いや寒中見舞いならいいとは、不思議に思われるかもしれません。

年賀状は新年を祝うものですが、暑中見舞いと寒中見舞いは相手を気遣うものであって祝い事ではありません。そのため問題ないとされています。

自分あるいは相手のどちらが喪に服している場合でも送ることができます。ただし忌中は避け、忌明けしてから送るようにしましょう。またデザインや色使いは落ち着いたものを選びましょう。

②お中元・お歳暮

お中元やお歳暮も、喪に服している間に贈っても問題ありません。

お中元・お歳暮も日頃の感謝を伝えるものであり、祝い事ではありません。暑中見舞いなどと同じです。

ただしのしは、紅白の水引が描かれたものは避けます。紅白を避けるからと言っても、黒白の水引を選んではいけません。無地を選びましょう。購入の際に喪中であることを伝えておくと安心です。

また季節の挨拶同様に忌中に贈るのは避け、忌明け以降に贈るようにしましょう。

③お寺への初詣・参拝など

喪に服している間の神社への初詣は避けますが、お寺への初詣や参拝は避ける必要がありません。

神社は神道の、お寺は仏教の施設です。仏教では死を穢れとしていないため、お寺に初詣に行くことは喪に服している間も問題ありません。

浄土真宗のように、忌中・喪中の考えがそもそも存在しない仏教の考え方もあります。浄土真宗では死後すぐに成仏すると考えられており、極楽浄土に向かうよう祈る必要がないとされているためです。

忌中を過ぎれば喪中でもやっていいこと

忌中を過ぎれば喪中でもやっていいことをまとめます。より日常的で、ちょっと判断に迷ってしまうようなことについて中心に解説します。

  • 飲み会
  • ゴルフなど
  • 地鎮祭・新築

1つずつ見ていきましょう。

➀飲み会

飲み会は、お祝い事の飲み会でなければ喪中に参加しても問題ありません。

ただし判断は本人次第です。気乗りしないなら無理に出ることはありません。出たいと思うなら出てもいいということです。

また地域によっては、忌中だけでなく喪中もお酒を避けるところもあります。価値観の多様化もありますが、いろいろな角度から考えて判断しましょう。

②ゴルフなど

喪中のゴルフも問題ありません。

個人的な楽しみは最近では問題ないとされています。ゴルフのほか、スポーツ観戦やコンサートなども避ける必要がありません。

気分転換にもなりますし、喪中に限りませんが大きく羽目を外すことがなければ大丈夫です。

③地鎮祭・新築

地鎮祭や新築については、忌中は避けますが喪中ならば問題ありません。地鎮祭には「祭」と入っていますが、工事の安全を祈願する儀式であって祝い事ではないからです。

忌中でもどうしても延期できない場合があるかもしれません。その場合、お祓いを受ければ対応してくれることもあります。ただしできる、できないは神主さんの考えによります。まずは相談してみましょう。

そのほか仏式の地鎮祭もあります。仏式であればもちろん喪中でも問題ありません。忌中でも行うことができますが、念のため確認した方が安心です。

新築の購入や完成も個人の判断です。基本的に問題ありません。

宗教・国別の喪に服す方法・期間など

ほかの習慣と同様に、宗教や国によって喪に服す期間や方法が異なります。ここでは宗教や国による違いについてまとめます。次の宗教・国についてまとめます。

  • キリスト教
  • イスラム教
  • 中国
  • 韓国
  • ベトナム

日本で信仰している人が多い宗教は仏教・神道です。そのほかの代表的な宗教としてキリスト教とイスラム教を選びました。ヒンドゥー教も世界的に見ると信者の数が多いのですが、日本在住の信者数が少ないためここでは解説しません。そのほか3つの国は、日本在住の外国人のうち出身者の人数が多い国として選びました。

それでは、順に見ていきましょう。

➀キリスト教

キリスト教では、そもそも喪に服すという発想は基本的にありません。死は穢れではなく神のもとに帰る喜ばしいことと捉えているからです。

クリスマスやイースターなど、キリスト教の行事を行っても問題ありません。

しかし喪に服すのを禁じているわけではありません。聖書にも預言者の死後に人々が喪に服したというエピソードがあるといいます。またたとえば一般市民の例ではありませんが、イギリスのエリザベス女王の死後に王室メンバーは喪に服し、服喪は国葬のあと7日間続くとのことです。

②イスラム教

イスラム教には喪に服す習慣があります。男性は3日間、女性は4か月と10日間喪に服します。その間娯楽に参加することを禁じられます。なお真実の生を生きるのは来世と考えられているため、死後の法要などはありません。

ただし出身国による地域的な違いや宗派による違いもあるようです。たとえば香典や故人の写真の扱いなどです。四十九日に相当する法要を行う地域もあるようです。

参考までに、イスラム教では火葬は禁じられており土葬が行われます。また教義では24時間以内に埋葬するとされます。ただし日本の法律や風習とは合わない点もあり、どのように受け入れていくか多様性の実現方法が問われる問題となっています。

③中国

中国ではあまり喪に服す習慣はないようです。ただし国土も広く民族や民族的な伝統も多数存在するため、一概には言えないのも事実です。国家体制としては宗教は無縁ですが、信仰の自由も緩和されており人口の約半数が何らかの宗教を信仰しているといいます。

たとえば祖母が亡くなり喪に服すため結婚式を延期したというエピソードがあります。そのほか、災害時に自治体が娯楽を停止し黙とうを呼びかけた例もあります。

必要に応じて確認した方が間違いないでしょう。

④韓国

韓国では葬儀は3日間行われますが、喪に服すのはその間だけという感覚が多数派のようです。

ただし厳密には、2年後の命日に行う「大祥」、あるいはその約3か月後の「吉祭」が終わるまでは喪に服している期間という意見もあります。また伝統的には100日後(簡素化の場合49日目)に「脱喪祭」を行っていたといいます。

韓国は儒教の影響が強いとよく言われますが、実際に信仰している宗教としては仏教とキリスト教が多数を占めます。とくにキリスト教の信者が多いのは日本と大きく異なる点で、プロテスタントの信者は仏教徒より多くいるほどです。

やはりケースバイケースの部分もあり、確認した方が安心です。

⑤ベトナム

ベトナムでは、伝統的には喪に服すのは3年でしたが1年程度とすることが増えています。

親を亡くした場合、喪に服している期間中は派手な色の服装・結婚はいけないとされます。そのほか、喪に服している期間の1回目のテト(旧正月)に親族・知人を訪問してはいけないとされています。

家族は喪に服している間、黒いバッジを付ける習慣もあるようです。

ベトナムも国家体制としては社会主義のため、宗教の状況についてはあいまいな部分があります。しかしその大多数は仏教徒です。そのほか人口の約1割はカトリック教徒だともいわれます。またカオダイ教という新興宗教の信者も1~3割を占めると考えられています。

長野県佐久市・小諸市・東御市・軽井沢町・長野市・須坂市・松本市・安曇野市の葬儀は「みつわ」にご相談を

「喪に服す」のも、まずは「個人を偲ぶ」気持ちが大切です。ただしある程度形式やしきたり・決まりに合わせる必要もあります。喪に服す習慣は地域性も関わるので、地元の葬儀社なら葬儀の後についても事情に詳しくて安心できます。

長野県佐久市・小諸市・東御市・軽井沢町・長野市・須坂市・松本市・安曇野市の葬儀は「みつわ」にご相談ください。プランも各種ご用意しており、ご希望に合わせてご提案させていただきます。

初めての葬儀で安心

葬儀の費用が最大12万円割引

式場案内

長野県の市区郡からさがす

内覧気分で360°ぐるっと見渡せるVRコンテンツで自宅にいながら式場見学!!